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【保存版】利用者が笑顔になる介護レクリエーションアイデア10選

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【保存版】利用者が笑顔になる介護レクリエーションアイデア10選

【保存版】利用者が笑顔になる介護レクリエーションアイデア10選

2024/12/12

こんにちわ!神奈川県高座郡寒川町にあります老人ホームリアン寒川岡田の田口です。

介護の現場では、利用者さんに楽しい時間を過ごしてもらうことがとても大切です。日々のケアに加えて、心が温かくなるような時間を作ることで、利用者さんだけでなく職員自身も笑顔になれることがあります。そのために活用したいのが介護レクリエーションです。

レクリエーションは単なる娯楽だけではありません。身体を動かすことで健康を維持したり、頭を使うことで脳を活性化させたりと、利用者さんの心身の健康を支える大事な役割があります。また、他の利用者さんや職員との交流を深め、充実感や達成感を得られる素晴らしい時間にもなります。

今回は、利用者さんが笑顔になれる介護レクリエーションのアイデア10選をご紹介します。それぞれのアイデアに、具体的な情景や心情描写を盛り込んで、利用者さんがどのように楽しむかをイメージできるようにしています。ぜひ試してみてください!

 

1. 手作りカレンダー作成|季節を感じる活動で笑顔を引き出す

大広間のテーブルには、カラフルな折り紙やスタンプ、シールが整然と並べられています。窓から差し込む暖かな日差しが、利用者さんたちの手元を照らし、春の訪れを感じさせます。テーブルに座る一人の利用者さんがピンクの折り紙を手に取りながら、「この桜、うまく切れるかしら?」と少し不安そうな声を漏らします。

職員がそっと近づいて、「ゆっくりで大丈夫ですよ。ここを少し折り目をつけてみましょう」とアドバイスすると、「なるほど、こうやればいいのね!」と、利用者さんの表情が一気に明るくなりました。隣に座る利用者さんも、「この花、きれいに咲いてるみたいだね」と優しい声をかけます。

桜の形に切り取られた折り紙がカレンダーの端に貼られ、春らしい装飾が完成すると、利用者さんは「これ、部屋に飾ったら孫が見に来てくれるかしら」と目を輝かせます。参加者全員がそれぞれのデザインを見せ合いながら、「こんなデザインも素敵ね」「次はもっと大きな飾りを作りたいな」と次のレクリエーションへの期待を膨らませます。


手作りカレンダー作成のポイント

  • 季節感を取り入れる
    春には桜、夏にはひまわり、秋には紅葉、冬には雪の結晶など、季節を象徴するモチーフを取り入れることで、視覚的にも楽しめます。季節ごとの変化を感じることで、利用者さんが四季を意識する良いきっかけになります。

  • 簡単な工程で達成感を得られる
    複雑すぎないデザインや作業内容を選ぶことで、どの利用者さんでも気軽に参加できます。完成品を飾ることで「自分にもできた!」という達成感が得られます。

  • 交流を促進する工夫
    「どんな飾りにしよう?」と隣の方と意見を交換する場面を作ると、利用者さん同士の交流が深まります。会話が自然と生まれるよう、職員が間に入って話を引き出すことも大切です。


手作りカレンダー作成の効果

  • 心のリフレッシュ
    工作に集中することで、日々のストレスが和らぎ、穏やかな気持ちになります。

  • 手先の運動
    折り紙を切ったり、シールを貼ったりする動作は、手指のリハビリにもなります。特に高齢者の方にとって、細かな動きは認知症予防や集中力の向上につながります。

  • 家族との交流のきっかけ
    利用者さんが作ったカレンダーを家族に見せることで、話題が生まれ、家族との絆が深まります。


エピソード

昨年の秋、ある利用者さんが紅葉をテーマにしたカレンダー作りに参加しました。手先が少し不自由な方でしたが、職員と一緒にゆっくりと飾りを貼り付け、「こんなにきれいにできるなんて!」と感激されていました。そのカレンダーを施設のロビーに飾ると、他の利用者さんや訪問者からも「素敵なデザインですね」と褒められ、それが自信につながった様子でした。

 

2. 簡単体操やリズム体操|無理なく体を動かして健康維持

広々とした多目的ホールに、利用者さんたちが椅子に座って整然と並んでいます。外から差し込むやわらかな朝日が床に反射し、心地よい空間を演出しています。職員がスマートフォンを操作して音楽を流すと、軽快なリズムの曲が部屋に広がり、利用者さんたちの表情が少しずつ明るくなります。

「さあ、みなさん!音楽に合わせて一緒に体を動かしましょう!」と職員の掛け声が響きます。利用者さんの中には最初少し戸惑う様子を見せる方もいますが、ゆっくりと手足を動かし始めると、緊張がほぐれたように笑顔が見られるようになります。

「1、2、3、4、手を大きく上に伸ばしましょう!」という声に合わせて、みんなが両手を天井に向かって伸ばします。そのとき、「あら、これ気持ちいいわね!」と声が上がり、他の利用者さんたちも「そうだね、普段こんなに手を伸ばすことないから」と笑い合います。

曲が進むにつれ、職員が手拍子を取り始めると、利用者さんたちも自然と手拍子を打ち始めます。「昔のラジオ体操みたいで懐かしいね」と話す方もいて、リズムに合わせた簡単な運動が和やかな雰囲気を作り出します。


簡単体操やリズム体操のやり方

  • 準備するもの

    • 椅子や音楽プレイヤー(スマートフォン、スピーカーなど)
    • ゆっくりしたリズムの懐メロや、簡単なテンポの曲を用意します。
  • 進め方

    1. 利用者さん全員が椅子に座り、無理なく体を動かせる姿勢を整えます。
    2. 音楽を流しながら、簡単な動作(手を上に伸ばす、肩を回す、足踏みをするなど)を一緒に行います。
    3. 動作の途中で手拍子や声をかけてリズムに乗る工夫をします。

ポイント

  • 安全第一
    無理のない動作を選びましょう。椅子に座ったままできる体操や、関節に負担をかけないゆっくりとした動きを取り入れると安心です。

  • 楽しさを優先
    「やらされている」と感じさせないために、明るい音楽や懐かしい曲を選ぶと、自然と参加したくなります。
    例:「高校三年生」「東京ブギウギ」など、年代に合わせた選曲が効果的です。

  • 声かけでやる気を引き出す
    「その調子です!」「いいですね!」など、褒め言葉を頻繁に使うことで、利用者さんのやる気が高まります。


簡単体操やリズム体操の効果

  1. 身体的効果
    簡単な運動でも、血流を促進し、筋力の維持につながります。特に高齢者にとって、日常的に体を動かすことは転倒予防にも役立ちます。

  2. 心理的効果
    運動によってリフレッシュすることで、気分が明るくなります。「運動後はなんだかスッキリしたね」と話す利用者さんの笑顔を見ると、体操の効果を実感できます。

  3. 交流のきっかけ
    一緒に体を動かすことで、利用者さん同士の会話が生まれる場面が増えます。「昔はラジオ体操で体が柔らかかったのよ」といった思い出話も、交流を深めるきっかけになります。


エピソード

ある日、90代の利用者さんが初めてリズム体操に参加しました。最初は「私はもう体が動かないから」と遠慮がちでしたが、職員が「座ったままでいいんですよ。手だけでも動かしてみましょう」と声をかけると、手拍子を軽く打つところから始めてくださいました。

体操が終わった後、その方が「これくらいなら私でもできるね。来週もまたやりたいわ」と笑顔で話されたのが印象的でした。その後は、毎回体操の時間を楽しみにされるようになり、「最近、肩こりが減った気がする」と喜ばれていました。

 

リズム体操の効果を引き出す工夫

  • 季節感を取り入れる
    季節ごとにテーマを変えると飽きずに楽しめます。春なら「桜ソング」、夏なら「海の歌」など、音楽に季節感を持たせることで、気分が高まります。

  • アクティビティを組み合わせる
    体操の後に飲み物を配る、簡単なストレッチを加えるなど、活動にバリエーションを持たせるとより充実した時間になります。

まとめ

リズム体操は、利用者さんが無理なく体を動かせるだけでなく、心地よい音楽に合わせて楽しめる時間を提供します。簡単な動作でも継続することで、利用者さんの健康をサポートし、笑顔を引き出せる素晴らしいレクリエーションです。

職員も一緒に体を動かしながら、「楽しんで体を動かすこと」の大切さを共有しましょう!利用者さんの元気な姿が見られることが、私たち職員の一番の喜びです。

 

3. 昔懐かしい歌を歌う|音楽が呼び覚ます笑顔と思い出

ホールにピアノの柔らかな音色が響きます。職員が弾き始めたのは「ふるさと」。そのメロディーが流れると、利用者さんたちの目が自然とキラリと輝きます。歌詞カードを手にした利用者さんが、口を開き「うさぎ追いし…」と歌い始めると、次第に他の方たちの声も重なり合い、ホール全体が合唱の場と化します。

「この歌、学校でよく歌ったなあ」「うちの孫にも教えてあげたいわ」と、歌の合間に楽しそうな声が飛び交います。歌い終えた後は、歌詞にまつわる思い出話があちこちで始まります。「あのころの田んぼはきれいだったわね」「私たちの村にも、こんな風景があったんですよ」と、懐かしい記憶がよみがえり、自然と笑顔が生まれます。


懐かしい歌を歌うレクリエーションのやり方

  • 準備するもの

    1. 利用者さんが若い頃に流行した懐メロや唱歌のリストを用意します。
    2. 歌詞カードを大きな文字で作成し、全員が見やすいようにします。
    3. ピアノ、ギター、カラオケ機器などを準備して伴奏を加えます。
  • 進め方

    1. 職員が伴奏を演奏したり、カラオケを流します。
    2. 利用者さんと一緒に歌いながら、歌詞に関連する思い出話を引き出します。
    3. 最後に感想を共有して、次に歌いたい曲のリクエストを聞きます。

おすすめの歌

  1. 「ふるさと」:誰もが知る懐かしい歌。自然と合唱が生まれます。
  2. 「上を向いて歩こう」:リズムが軽快で歌いやすい一曲。
  3. 「青い山脈」:昭和を象徴する名曲。
  4. 「瀬戸の花嫁」:感情を込めて歌えるバラード。

懐かしい歌を歌うポイント

  • 全員が楽しめるように
    歌詞カードは大きな文字で見やすくし、特に視力が低下している方にも配慮します。また、歌うテンポを少しゆっくりめにすると、声を合わせやすくなります。

  • リクエストを取り入れる
    利用者さん自身が歌いたい曲を選べるようにすると、主体性を持って楽しんでもらえます。

  • 歌の背景や時代感を共有
    歌詞や曲が流行した時代のエピソードを紹介することで、記憶を刺激し、思い出話を引き出すきっかけを作ります。


効果とメリット

  1. 記憶を刺激し、認知症予防に役立つ
    音楽は記憶を呼び覚ます力があります。懐かしい曲を歌うことで、過去の出来事や感情が鮮明によみがえることがあります。

  2. 気持ちのリフレッシュ
    歌うことでリズム感や呼吸が整い、心も体もリフレッシュします。「久しぶりに声を出して歌ったわ」と話す利用者さんも多いです。

  3. 利用者同士の会話が生まれる
    「この歌、子どもの頃の運動会で歌ったよね」といった話題から交流が深まることがよくあります。


エピソード

先日のレクリエーションでは、利用者さんの一人が「瀬戸の花嫁」をリクエストされました。その曲が始まると、目を細めて歌い始め、「これは結婚式のときに歌った曲なんです」と懐かしそうに語ってくださいました。他の利用者さんたちも「そんな素敵な思い出があるなんて」と感心し、そこから「私たちの結婚式はこうだった」という話題に発展しました。歌の持つ力で、利用者さん同士のつながりが生まれる瞬間を職員一同で喜びました。

 

まとめ

昔懐かしい歌を歌うレクリエーションは、利用者さんの心に直接響き、思い出を共有することで交流を深める力があります。歌いながら笑顔が増え、時には涙がこぼれるほど感動する場面もあります。

音楽が持つ癒しの力を活かして、利用者さんと職員が一緒に楽しめる時間を作りましょう。次回のレクリエーションでは、どんな曲を歌うか、今からワクワクしてしまいますね!

 

4. 簡単なお絵かきや塗り絵|指先を動かして集中力を高めるひととき

日差しが柔らかく差し込む静かな午後のひととき。テーブルの上には色とりどりのクレヨンや色鉛筆が並べられ、利用者さんたちが塗り絵を手にしています。手元には、季節感あふれる桜の木や動物のイラストが描かれた塗り絵のシート。「この花びらはピンクにしようかな」とつぶやきながら、そっとクレヨンを手に取り、一筆一筆丁寧に色を重ねていきます。

隣に座る利用者さんも「私は黄色が好きだから、こっちの花は黄色にしてみるわ」と話しながら楽しげな表情を見せています。時折クレヨンのカリカリという音が部屋に響き、利用者さんたちは無心で塗り絵に没頭します。その集中した姿は、どこか懐かしさや安心感を漂わせています。

「できた!どうかしら?」と、完成した塗り絵を見せてくれる利用者さんに、「とってもきれい!春らしい色合いね」と職員や他の利用者さんが声をかけます。完成した作品は、壁に飾ることが約束されており、「これ、みんなが見るんだと思うと嬉しいね」と笑顔があふれます。


簡単なお絵かきや塗り絵のやり方

  • 準備するもの

    • 季節や自然をテーマにした塗り絵(桜、紅葉、雪だるまなど)
    • クレヨンや色鉛筆、カラーペンなど、使いやすい道具を用意します。
    • 消しゴムや下敷きを用意しておくと便利です。
  • 進め方

    1. テーマに合わせた塗り絵を用意し、参加者に配布します。
    2. 自由に色を塗る時間を作り、途中で他の人の進み具合を見せ合いながら進めます。
    3. 完成した作品を一人ひとり発表してもらい、壁に飾ります。

ポイント

  • テーマを明確にする
    季節感を取り入れると、利用者さんが自然と参加しやすくなります。例えば、春は花や新緑、夏は海やひまわりなど、見ているだけでも楽しくなるようなデザインを選びましょう。

  • 褒める言葉をたくさんかける
    「その色の選び方、とっても素敵ですね」や「この部分の塗り方、丁寧で素晴らしいですね」と声をかけることで、自信につながります。

  • 完成した作品を飾る
    施設の廊下や部屋に飾ると、「自分の作品がみんなに見てもらえる」という達成感を得られます。


効果とメリット

  1. 指先の運動
    塗り絵やお絵かきは、細かい動きが多いため、指先の運動やリハビリに効果的です。

  2. 集中力と達成感
    一つの作品を完成させることで、集中力を高めるとともに達成感を味わえます。

  3. 心理的なリラックス効果
    自由に色を塗ることで、心が穏やかになり、リラックス効果が得られます。

  4. 会話のきっかけ
    他の利用者さんや職員と作品を見せ合うことで、自然と会話が生まれ、交流が深まります。


エピソード

先日、ある利用者さんが塗り絵に参加したときのことです。最初は「こんな細かい作業、私にはできないわ」と消極的でしたが、職員が「一緒にやりましょう。少しずつでいいですよ」と声をかけてサポートすると、少しずつ手を動かし始めました。完成した塗り絵を見せると、「これ、私が作ったの?すごいわね!」と喜ばれ、それから毎回のレクリエーションに積極的に参加するようになりました。

 

まとめ

簡単なお絵かきや塗り絵は、誰でも気軽に取り組める活動でありながら、利用者さんにとって多くのメリットをもたらします。完成した作品が飾られることで、誇りや喜びを感じることができ、次のレクリエーションへの期待感も高まります。

また、色を塗るというシンプルな動作が、利用者さんのリハビリや心の癒しにつながる点も見逃せません。ぜひ、塗り絵を通じて利用者さんの笑顔を引き出し、楽しい時間を共有してみてください!

 

5. 手作り工作|創作活動で指先を動かし、心に達成感を

テーブルの上に並べられた折り紙や毛糸、ビーズ、カラフルな画用紙たち。窓から差し込むやわらかな光が、それらの素材をさらに鮮やかに見せています。利用者さんたちがテーブルを囲み、各々が選んだ材料を手に取り、作業を始めます。

「この折り紙、どうやって折れば花の形になるのかしら?」と少し不安げな声を上げる利用者さんに、職員が「大丈夫ですよ、ここをこう折ると花びらになります」と優しく手本を見せます。「なるほどね!」と笑顔で折り紙を折り進める姿は、真剣そのもの。「お孫さんにプレゼントしたら喜ばれそうですね」と声をかけると、「そうね、これを渡したらきっと喜ぶわね」と目を輝かせます。

隣では、毛糸を使ったコースター作りに挑戦している利用者さんがいます。指先を器用に動かしながら、「これ、少しずつ形になっていくのが楽しいわね」とつぶやきます。完成したコースターを手に取り、「これ、自分で作ったなんて信じられない!」と驚きと達成感が入り混じった表情を見せてくれます。

テーブルの上に完成した作品が並ぶと、色とりどりの花や小物たちがキラキラと輝き、利用者さんたちの笑顔がその光景に花を添えます。


手作り工作のやり方

  • 準備するもの

    • 折り紙、毛糸、ビーズ、画用紙、のり、はさみなど、さまざまな素材を用意します。
    • 作業しやすいテーブルと、必要に応じた作業道具(カッターやホッチキス)を準備します。
  • 進め方

    1. 季節に合ったテーマ(春なら桜、夏ならひまわりなど)を設定します。
    2. 利用者さんに簡単な作り方を説明し、サンプルを見せます。
    3. 職員がサポートしながら作業を進めます。
    4. 完成した作品は施設内に飾ったり、家族にプレゼントしたりします。

ポイント

  • 簡単な手順を選ぶ
    難易度が高すぎると、利用者さんが途中で諦めてしまうことがあります。簡単で楽しい手順にすることが大切です。

  • サンプルを用意する
    完成品を見せることで、「これを作れるんだ」と利用者さんのモチベーションが高まります。

  • 作品の用途を提案する
    家族へのプレゼントや部屋の飾りとして使えるアイデアを出すと、目的を持って取り組めます。

  • 褒める言葉をたくさんかける
    「すごいですね!」「きれいにできましたね!」など、利用者さんの努力を認める声かけを意識しましょう。


手作り工作の効果

  1. 指先のリハビリ効果
    折り紙を折ったり、ビーズを紐に通したりする動作は、手指の運動に役立ちます。高齢者の方の細かな手作業は、脳の活性化にもつながります。

  2. 達成感の提供
    自分の手で作った作品が完成すると、「私にもできた!」という喜びが生まれます。

  3. 心理的なリラックス効果
    手作業に集中することで、日常のストレスから解放され、穏やかな気持ちになれます。

  4. 会話のきっかけ作り
    「どんな色がいいかな?」「これ、お孫さん喜びそうですね」と、自然な会話が生まれ、利用者さん同士の交流が深まります。


エピソード

ある利用者さんが、初めて折り紙の花作りに挑戦しました。手先の力が弱く「うまく折れないかも」と心配されていましたが、職員が「一緒にやりましょう」と声をかけてサポートすると、少しずつ形が整い始めました。

完成した桜の花を手にした利用者さんは、「こんなにきれいに作れるなんて思わなかったわ」と感激の表情を浮かべていました。その花を施設の壁に飾ると、他の利用者さんからも「これ、すごくきれいね」と褒められ、さらに笑顔が広がりました。

 

まとめ

手作り工作は、利用者さんに達成感や創造する楽しみを提供する素晴らしいレクリエーションです。指先を使うことで心と体が活性化され、完成品を見るたびに喜びが湧き上がります。また、作業を通じて自然と会話が生まれ、交流が深まるのも魅力です。

季節に合わせたテーマを設定し、利用者さん一人ひとりのペースに寄り添いながら、楽しい工作の時間を一緒に過ごしてみましょう!

 

6. クイズ大会|楽しみながら頭を動かすひととき

午後の明るい光が広々としたホールを照らし、利用者さんたちがテーブルを囲んでいます。テーブルの上には、職員が用意したクイズカードが並べられ、みなさんがワクワクした表情でカードを見つめています。「さあ、今日のクイズ大会を始めましょう!」という職員の声が響くと、自然と笑顔が広がり、場の空気が一気に和やかになります。

「第一問です!『猿も木から〇〇』の〇〇に入る言葉はなんでしょう?」と職員が問いかけると、テーブルのあちこちから「わかるわよ!これは簡単ね」「確か“落ちる”だったわよね」と話し合う声が上がります。正解が発表されると、全員が「やっぱりそうだと思った!」と拍手が沸き起こり、笑顔が弾けます。

次に出題されたのは「昭和30年代に流行ったお菓子といえば?」という懐かしいテーマのクイズ。ある利用者さんが「カステラ!」と元気よく答えると、隣の方が「違うわよ、あれじゃない?ラムネ!」と声をかけ合いながら話が弾みます。職員が「ヒントは甘くてちょっと硬いお菓子です」と付け加えると、「あ!ミルキーだ!」と誰かが叫び、全員で「懐かしいね」と笑い合います。


クイズ大会のやり方

  • 準備するもの

    • クイズカードや、ホワイトボードに書き込めるクイズリストを用意します。
    • 懐かしさや親しみを感じるテーマを選びます(例:ことわざ、昭和の流行、歌謡曲、季節のイベントなど)。
  • 進め方

    1. 職員が問題を読み上げます。
    2. 個人戦、またはグループ戦で答えを競わせます。
    3. 正解が出たら拍手や声かけで盛り上げ、次の問題へ進みます。

おすすめのクイズテーマ

  1. ことわざクイズ
    「棚から〇〇」、「二階から〇〇」など、日常的に聞き馴染みのあることわざを題材にする。

    • 難易度:簡単~中程度。
  2. 昭和の流行クイズ
    「昭和のヒット曲と言えば?」「昭和30年代に流行った食べ物は?」など。

    • 難易度:利用者さんの年代に合わせて調整。
  3. 季節のイベントクイズ
    「七夕で願いごとを書くものは何?」「お月見で飾る食べ物は?」など、四季折々の文化に関連した問題。

  4. 懐メロイントロクイズ
    「この曲のタイトルは?」とイントロだけを流し、当ててもらう形式。


ポイント

  • 全員が参加できる工夫をする
    難しすぎる問題は避け、全員が答えやすい問題を選びましょう。ヒントを出すことで、回答へのハードルを下げられます。

  • 答えの解説を加える
    クイズの正解に関連した豆知識や思い出話を交えると、会話がさらに盛り上がります。
    例:「ミルキーは昭和30年代に発売されました。当時のパッケージも可愛らしいデザインでしたね。」

  • 盛り上げる声かけ
    「さすがですね!」「懐かしいですね!」など、積極的に利用者さんを褒めて、楽しさを倍増させましょう。


クイズ大会の効果

  1. 脳の活性化
    クイズに答える過程で記憶や知識を呼び起こすことで、脳が活性化されます。特に認知症予防に効果的です。

  2. 交流の場を提供
    利用者さん同士が協力して答えを考えることで、自然と会話が生まれます。「あのころはこんなこともあったわね」と思い出話が広がります。

  3. 成功体験を提供
    問題に正解することで、「まだまだ自分もできる!」という自信を得ることができます。


エピソード

先日、クイズ大会で「昭和の流行歌」をテーマにした問題を出題しました。「この曲のタイトルは?」というイントロクイズで流したのは「青い山脈」。音楽が流れた瞬間、一人の利用者さんが「ああ、これ若いころによく歌ったわ!」と声を上げ、歌詞を口ずさみ始めました。周囲の方々も一緒に歌い出し、クイズ大会が思わぬ合唱タイムに発展しました。

終了後、その利用者さんが「こんなに声を出して笑ったの、久しぶりだわ」と話されていて、職員一同も感動しました。

 

まとめ

クイズ大会は、利用者さんの記憶や知識を呼び覚まし、楽しみながら脳を活性化する素晴らしいレクリエーションです。正解の喜びを共有することで、利用者さん同士の交流が深まり、職員も一緒に楽しめる時間が生まれます。

次回のクイズ大会では、利用者さんがどんな新しい一面を見せてくれるか、今から楽しみですね!ぜひ、工夫を凝らしたクイズで笑顔あふれる時間を作ってみてください。

 

7. 室内ボウリング|手軽に楽しめる軽運動で笑顔を引き出す

午後のひととき、広々としたホールには利用者さんたちの楽しげな声が響いています。テーブルを片付けて作られた即席のボウリングレーン。その先にはペットボトルを使って並べられたカラフルなピンが、まるで挑戦者を待ち構えるかのように整然と立っています。利用者さんたちは椅子に座りながら順番を待ち、和やかにおしゃべりを楽しんでいます。

「さあ、次は○○さんの番ですよ!」という職員の声に促され、一人の利用者さんが小さなゴムボールを手に取り、慎重にピンを見据えます。静寂が一瞬訪れた後、「えいっ!」と勢いよくボールを転がします。ボールはレーンを真っ直ぐ進み、ペットボトルにぶつかると「ガシャーン!」という心地よい音とともに3本が倒れました。

「やった!」と小さくガッツポーズをする利用者さんに、周りから「お見事!」「もう少しで全部倒せたね」と拍手や声援が送られます。その喜びの表情には、達成感と楽しさがにじみ出ています。


室内ボウリングのやり方

  • 準備するもの

    • 空のペットボトル(6本~10本)。バランスを取るために少量の水や砂を入れるとよい。
    • 小さなゴムボールやテニスボール。
    • 長いスペース(廊下やホールなど)。
  • 進め方

    1. ペットボトルをボウリングのピンのように三角形に並べます。
    2. ボールを転がしてピンを倒すシンプルなルールで進行します。
    3. 得点表を作り、何本倒せたかを記録します。個人戦やチーム戦で楽しむのもおすすめです。

ポイント

  • 全員が楽しめる工夫
    椅子に座った状態でも参加できるように、ボールを転がす位置を調整します。また、力が弱い方には軽いボールを使うとスムーズに楽しめます。

  • 簡単なルール設定
    複雑な得点計算を避け、「何本倒れたか」を単純に記録する方法にすると、全員が気軽に楽しめます。

  • 見た目の工夫
    ペットボトルにカラフルな紙を貼ったり、中にビーズや飾りを入れたりして、視覚的に楽しい演出を加えると盛り上がります。


室内ボウリングの効果

  1. 軽い運動として効果的
    ボールを転がす動作は、腕や肩を動かすリハビリ効果があり、軽い有酸素運動にもなります。

  2. 達成感とモチベーションの向上
    倒したピンの数が増えるたびに、「次は全部倒したい!」という意欲が高まります。

  3. チーム戦による交流促進
    チームで競う形式にすると、他の利用者さんと自然と会話が生まれ、連帯感が深まります。

  4. 反射神経の刺激
    ボールを狙って転がす動作は、集中力と反射神経を鍛える効果があります。


エピソード

ある日、普段あまり運動を好まない利用者さんが「今日は見ているだけにしようかな」と話されていました。しかし、職員が「一度やってみませんか?力加減は全然気にしなくて大丈夫ですよ」と声をかけると、「じゃあ少しだけ」とボールを手に取ってくれました。

最初は慎重に転がしていましたが、ピンが倒れると周りから「すごい!」「ナイスボウル!」と拍手が起こり、次第に表情が明るくなっていきました。最終的には、「あと1本だったのが悔しいから、もう1回挑戦したい」と話され、次の順番も積極的に参加されました。

 

まとめ

室内ボウリングは、準備が簡単で、誰でも気軽に参加できるレクリエーションです。体を動かす楽しさだけでなく、ピンを倒したときの達成感や、仲間との交流を深める機会も生まれます。利用者さんが夢中になり、笑顔があふれる時間を作り出せるこの活動は、職員にとっても喜びを感じられるものです。

次回の室内ボウリングでは、もっと工夫を凝らした装飾やルールを取り入れ、さらに楽しい時間を作りましょう!このような活動が、利用者さんの生活を豊かにし、毎日の楽しみにつながることを願っています。

 

8. 写真を見ながら思い出話|記憶をたどり、心温まるひととき

午後の穏やかな時間、テーブルの上にはアルバムや昔の写真が広げられています。利用者さんたちは椅子に座り、それぞれお気に入りの写真を手に取っています。古い写真のモノクロの色合いや、少し色あせた懐かしい光景が目に飛び込み、自然と笑顔が浮かびます。

「この写真は、若い頃に行った旅行のものなの」と語る一人の利用者さん。職員が「どこに行かれたんですか?」と尋ねると、「これは箱根ね。あのころは家族でよく行ったものよ」と穏やかな声で話し始めます。ほかの利用者さんも「私も子どものころ、家族旅行で行ったことがあるわ」と声を重ね、話題がどんどん広がっていきます。

窓の外から柔らかな日差しが差し込み、部屋の中を温かく包み込みます。写真を見ながら、それぞれが少しずつ自分の記憶を引き出し、思い出話に花を咲かせています。「このとき食べたお弁当がおいしかったのよ」「あのときの温泉、今も忘れられないわ」と、記憶の断片が次々に語られるたびに、利用者さん同士の笑い声や感嘆の声が重なります。


写真を見ながら思い出話のやり方

  • 準備するもの

    1. アルバムや昔の写真を用意します。利用者さんが自宅から持参していただくのもよいでしょう。
    2. テーマを設定すると話が弾みやすいです(旅行、家族、学校時代、昔の仕事など)。
  • 進め方

    1. 利用者さんに写真を手に取っていただき、それぞれが話しやすいようにリラックスした雰囲気を作ります。
    2. 職員が「この写真のときはどんなことをされたんですか?」といった簡単な質問をして、記憶を引き出します。
    3. 話を聞く際にはうなずきや共感の声を大切にし、利用者さん同士の会話が弾むように促します。

ポイント

  • テーマを具体的にする
    旅行、家族の記念日、趣味などのテーマを設けると話しやすくなります。

  • 質問で話を引き出す
    「このときは誰と行かれたんですか?」「どんな景色でしたか?」など、具体的な質問を投げかけて記憶をたどりやすくします。

  • 共感を大切に
    職員やほかの利用者さんが「素敵ですね」「すごいですね」と声をかけることで、話し手がより楽しく話せるようになります。


写真を見ながら思い出話の効果

  1. 記憶の活性化
    昔の写真を見ることで、当時の感情や出来事が蘇り、脳の活性化につながります。特に認知症予防に効果的です。

  2. 心理的安定感の向上
    楽しかった思い出を共有することで、気分が明るくなり、心が穏やかになります。

  3. 交流の促進
    写真をきっかけに、利用者さん同士や職員との会話が生まれ、交流が深まります。

  4. 自己肯定感の向上
    過去の素晴らしい経験を語ることで、自分の人生に誇りを持ち、ポジティブな気持ちになれます。


エピソード

先日のレクリエーションで、ある利用者さんが昔の結婚式の写真を持ってきてくださいました。白黒の写真に映る花嫁姿を見ながら、「これは私が20歳のときの結婚式の写真よ。当時はこんなに華やかだったの」と語り始めました。その話にほかの利用者さんたちが「きれいですね」「素敵なお式だったんでしょうね」と感嘆の声を上げ、話題がどんどん広がりました。

その利用者さんは、「こんなにみんなに褒めてもらえて、また昔のことを思い出せてうれしいわ」と話されており、周りも温かい空気に包まれていました。

 

まとめ

写真を見ながら思い出話をするレクリエーションは、利用者さんが過去の楽しい記憶を振り返り、心を満たすひとときを提供します。また、写真をきっかけにした会話が利用者さん同士の交流を深め、職員との信頼関係を築くきっかけにもなります。

昔の記憶をたどる楽しさと、それを共有する喜びを体感できるこの活動を通じて、利用者さんの笑顔と心の安らぎを引き出していきましょう!

 

9. お手玉や輪投げ|昔ながらの遊びで心も体もリフレッシュ

広々としたホールに響く楽しげな声。テーブルの上には、鮮やかな色の布で作られたお手玉が並んでいます。その隣には輪投げ用のカラフルな輪が置かれ、利用者さんたちの期待に満ちた表情が場を明るくしています。「昔よくやった遊びだわ」「懐かしいね」と話しながら、それぞれの順番を待つ間も笑顔が絶えません。

「さあ、次は○○さんの番です!」と職員の声が響き、一人の利用者さんがお手玉を手に取ります。慣れた手つきでお手玉を放り投げ、見事にキャッチ。「まだ覚えているもんだね」と満足げな表情を見せると、周りからは拍手と歓声が上がります。隣では輪投げに挑戦している利用者さんが、狙いを定めて輪を投げます。「惜しい!あと少しだったね!」という声に励まされ、次は力を入れすぎないよう慎重に挑戦。見事に輪がポールにかかると、周囲は大きな拍手で盛り上がります。


お手玉や輪投げのやり方

  • 準備するもの

    • お手玉(布製がおすすめ。中に豆やビーズを入れたもの)
    • 輪投げ用の輪とポール(カラフルなデザインだと視覚的に楽しめます)
  • 進め方

    1. お手玉では、投げてキャッチする簡単な動作から始め、慣れたら二つ同時に挑戦してもらいます。
    2. 輪投げでは、ポールの距離を調整しながら、輪を投げて得点を競います。
    3. 個人戦だけでなく、チーム対抗戦にして交流を深めるのもおすすめです。

ポイント

  • 全員が参加しやすいように工夫する
    手先の力が弱い方や、腕を大きく動かしづらい方でも楽しめるよう、軽いお手玉や近距離での輪投げを用意します。

  • 難易度を調整する
    輪投げのポールの距離を利用者さんごとに調整することで、無理なく楽しめます。お手玉では回数を数えたり、投げる高さを変えたりして段階的に挑戦できます。

  • 競技形式で盛り上げる
    得点をつけて競う形式にすると、利用者さん同士が自然と声を掛け合い、応援し合うようになります。


お手玉や輪投げの効果

  1. 体を動かすことで健康維持
    軽い運動ですが、腕や肩を動かすことで筋肉をほぐし、血流を促進します。

  2. 集中力と反射神経の向上
    お手玉をキャッチしたり、輪投げで的を狙ったりする動作は、集中力や反射神経を高める効果があります。

  3. 昔の記憶を呼び起こす
    昔ながらの遊びは、利用者さんに懐かしさを感じさせ、記憶を刺激します。「子どもの頃によくやったなあ」と思い出話に発展することが多いです。

  4. 自己肯定感の向上
    達成感を得られることで、「まだまだできる」という自信につながります。

  5. コミュニケーションの促進
    応援したり、一緒に喜んだりすることで、利用者さん同士や職員との交流が深まります。


エピソード

先日、お手玉のレクリエーションを行った際、ある利用者さんが「これ、昔は得意だったんだけどね」と照れくさそうに話されていました。最初は一つだけをゆっくり投げてキャッチする動作から始めましたが、次第に思い出してきたのか、二つのお手玉を交互に投げ始めました。

その見事な技に周囲から「すごい!」「本当に上手ですね」と声が上がり、ご本人も満面の笑みで「昔取った杵柄だね」と得意そうに話していました。その後も「もっとやりたい」と積極的に参加され、最後には他の利用者さんにコツを教える場面もありました。

 

まとめ

お手玉や輪投げは、昔ながらの懐かしい遊びを通じて、利用者さんに笑顔と達成感をもたらすレクリエーションです。軽い運動として体を動かすだけでなく、過去の楽しい記憶を思い出すきっかけにもなります。また、利用者さん同士が声を掛け合い、自然と交流を深める場としても効果的です。

次回のレクリエーションでは、さらに飾り付けやルールを工夫して、もっと楽しい時間を提供してみてはいかがでしょうか。利用者さんの笑顔に出会えることが、私たち職員にとっての最大の喜びです!

 

10. 季節を感じる飾り作り|四季の美しさを楽しむ創作活動

午前中の柔らかな日差しがホールに差し込む中、テーブルには折り紙や画用紙、リボン、ビーズがカラフルに並べられています。「今日はみんなで春の飾りを作ります!」という職員の声に、利用者さんたちが顔を上げ、「どんなのができるのかしら」と興味津々の様子です。

「桜の花を折り紙で作ってみましょう」と職員が手本を見せると、利用者さんたちも「こうかしら?」と折り紙を丁寧に折り始めます。指先を使って一つ一つ丁寧に折り進めるたびに、「この作業、子どもと一緒にやったことがあるわ」と思い出話が自然に飛び出します。

完成した桜の花を台紙に貼り付けて一つの大きな作品に仕上げると、みんなで「きれいね!」「部屋が春らしくなるわね」と声を上げます。その後、出来上がった作品は施設内の壁に飾られ、通るたびに利用者さんたちが誇らしげに「これ、私たちが作ったのよ」と話す姿が見られます。


季節を感じる飾り作りのやり方

  • 準備するもの

    • 季節をテーマにした素材(春:桜、夏:ひまわり、秋:紅葉、冬:雪の結晶)。
    • 折り紙、画用紙、リボン、糊、ハサミ、ビーズ、毛糸など。
    • 見本やサンプルを用意しておくと作りやすくなります。
  • 進め方

    1. 季節のテーマを決め、それに合わせた作品のイメージを説明します。
    2. 利用者さんが自由に素材を選びながら作業を進めます。
    3. 出来上がった作品を施設内に飾り、利用者さん同士で作品を鑑賞する時間を設けます。

ポイント

  • テーマに季節感を取り入れる
    桜、紅葉、雪など、季節の象徴を取り入れることで自然と話題が広がります。「昔のお花見の思い出」「紅葉狩りに行った場所」など、利用者さんの記憶を引き出すきっかけにもなります。

  • 簡単な作業を取り入れる
    細かい作業が苦手な方でも取り組みやすい、貼り付けるだけの飾りやシールなども用意しましょう。

  • 完成した作品をみんなで共有する
    壁や施設の玄関に飾ることで、「私たちが作った!」という達成感と誇りを感じてもらえます。


季節を感じる飾り作りの効果

  1. 指先の運動
    折り紙を折ったり、糊で貼り付けたりする作業は、手指のリハビリに効果的です。

  2. 認知症予防
    季節にまつわるテーマは、利用者さんの記憶を刺激し、会話のきっかけを生み出します。

  3. 心理的なリラックス効果
    作業に集中することで、日常のストレスを忘れ、穏やかな気持ちになります。

  4. 達成感と満足感の提供
    自分が作った作品が飾られることで、「まだまだやれる!」という自信につながります。

  5. 交流のきっかけ
    作業中に「これはどこに飾るの?」「私のはここにしようかな」といった会話が生まれ、利用者さん同士のつながりが深まります。


エピソード

昨年の冬、利用者さんと一緒に雪の結晶をテーマにした飾りを作りました。白や銀色の画用紙で結晶を切り出し、ビーズやリボンで装飾を加えると、「本物みたいにきれいね」と歓声が上がりました。

ある利用者さんが「これ、孫にも見せたいな」と話され、その後、その作品を家族が見に来た際、「おばあちゃんが作ったの?すごいね!」と感心してくれたとのこと。利用者さんは「こんなに喜んでくれるなんて」と嬉しそうな笑顔を見せていました。

 

まとめ

季節を感じる飾り作りは、利用者さんに四季の移り変わりを楽しんでいただきながら、創作の喜びを提供する素晴らしいレクリエーションです。完成した作品を飾ることで、利用者さんが達成感を感じられ、施設全体が明るい雰囲気になります。

また、この活動を通じて、利用者さん同士の交流が深まり、職員との会話も弾むきっかけとなります。次回はどんなテーマで飾りを作るか、今から楽しみですね!ぜひ四季折々のアイデアを取り入れながら、心温まる時間を共有してください。

 

 

 

介護レクリエーションは、利用者さんの心を元気にし、笑顔を引き出す大切な時間です。今回ご紹介した10のアイデアは、どれも簡単に実践できるものばかりです。利用者さんが喜んで参加してくれることで、私たち介護職員も大きなやりがいを感じられます。

ぜひ、皆さんの日々のケアに取り入れてみてくださいね!利用者さんが楽しみながら参加できるレクリエーションを提供することで、施設全体が笑顔でいっぱいになることを願っています。

リアン寒川岡田の田口がお届けしました!

 

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